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【絵本 紹介】 「えんとつ町のプペル」(にしのあきひろ著) 感想

この記事では絵本「えんとつ町のプペル」についての感想を書きました。

この絵本、作者がお笑い芸人の西野さんという方で結構話題になりましたよね。

この西野さんという方、炎上とかで良く耳を聞くんだけど正直何を言ったとか、何をしたとかは僕はよく分かっていません。

ただ、アメトークという番組で「すごいんだぞ 西野さん」だったかな?

そういう番組を見たことはあります。

ドキドキしてる?ぐらいしか覚えていませんが、結構面白かった(笑)。

まぁ、西野さんについての知識はそんぐらいしか持っていないということです。

この絵本簡単にあらすじを言いますと

「ごみ人間プペルとえんとつそうじ屋のルビッチとの友情を描いた作品」です。

後、この記事少しネタバレがあるので気を付けて読んでください。

1.可愛らしいキャラクター

まずですね、キャラクターの絵がめちゃくちゃ可愛い。

全体的にディズニーぽさがあるんですよね。

主人公プペルやルビッチはもちろん、その他のモブキャラ達も可愛いんですよ。

個人的に好きなのはニット帽を被った金髪の女の子。

プペルの頭を仮装だと思い、引っ張った女の子ですね。

その子がめちゃくちゃ可愛いんですよ。

まずですね、着てるTシャツがね「KAERU」っていうカエルのイラストが描かれているTシャツなんですよ。

良いね!良いセンスしてるよこの子!

将来はファッションデザイナーかな?

顔も可愛い、服のセンスも良い、完璧美少女なんですよ。

だけど次のページを見ますとね、何とアントニオ(ジャイアンみたいな奴)と腕を組んでるんですよ。

おいおいおい、これはショックだよ。何なんだよ、この2人付き合ってんのかよ。

・・・まぁしゃーない、切り替えて行こう。

僕は許しますよ、この子は可愛いですからね。

だが左上の鼻をつまんでるサングラスの女、テメーはだめだ。

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 ちなみにその美少女がこの女の子。

実際はもっと可愛いよ。

2.背景がめちゃくちゃ綺麗

いやぁ~これはね、すごいですよマジで。

見てもらえれば分かるんですが、背景めちゃくちゃ描き込んでる。

この絵本1人で作った訳ではなくて複数のスタッフで作っているらしいです。

キャラはキャラ、背景は背景、みたいに。

まるで映画やアニメみたいな作り方ですね。

なのでこんなにも絵に力を入れることが出来たんでしょう。

上の表紙を見てくださいよ。これ別に表紙だからこんなに気合入れて描いてるって訳じゃないんですよ。

全ページこんなに描き込んでいるんです。

もうこれは画集と言っても差し支えないでしょう。

そしてこの絵本の物語の舞台は機械機械していて、すごいごちゃごちゃした町なんですが。

その町もね、細部までしっかり描き込んでいる。

誰が描いたんか知りませんが大したもんですよ。

後、クライマックスで2人が船に乗って星を見に行くんですが、そこら辺の背景もすごい美しいです。

本当星や満月が綺麗。

すごい!

3.映画並みの壮大なストーリー

絵本って色々なものがあるじゃないですか。

雰囲気で読ませる絵本。

絵を追って読ませる絵本。

ストーリーで読ませる絵本。

この「えんとつ町のプペル」という絵本はストーリーで読ませる絵本ですね。

そして絵本にしては結構長いです。

なのでとてもボリュームがありますよ!

プペルとルビッチの2人で船に乗って雲の中に入って行くシーンがあるんですが、そこはすごいワクワクしますね。

そして雲を抜けたら目の前に広がるたくさんの星と月。

そのページは星が見開きいっぱいに描かれているんです。

ここら辺、絶対映画映えすると思うんですよ。

ちなみにこの絵本の映画化が決まっているらしいですが、とても楽しみです。

4.個人的に言いたいこと

この絵本はストーリーで読ませる絵本だと思うので、少しストーリーについて個人的に思うことがあります。

まず、2人ともまるで成長していない、変化が描かれていない

 最初から最後までプペルとルビッチの2人は成長していないんですよ。

 一応成長したかもしれなんですが、描かれていない。

 序盤でルビッチはアントニオ(ジャイアンみたいな奴)達にプペルと関わるの辞めろといじめられ、関わるのを辞めるんです。

しかし最後ではやっぱり2人でいよう、アントニオ達に殴られても良いと、ルビッチはプペルに言うんですが、言うだけなんですよ。

実際にどう行動したかが描かれていないんです。

まぁ、ページ数の問題もあったのかもしれませんが、実際に行動した描写を描くことで読者も「おぉ、やるやんルビッチ」と、ルビッチの変化に納得すると思います。

キャラクターの変化に読み手は感動するものだと思いますから。

しかも作中でこのルビッチは何もしてないってのも何か引っかかる。

全部プペルにまかせっきりですからね。

心理描写が描かれていない

これは狙ってなのかどうかはわかりませんがキャラクターの内面、つまり心理描写が描かれていないんです。

キャラクター達が何を考えているのか分からないんです。

だから感情移入できない。

起こった出来事を書いているだけなんですよね。

特にルビッチがいじめられ、プペルと関わるのを辞める時。

ルビッチの葛藤が一切描かれていない。

あっさり引きすぎじゃね?と思いました。

この絵本で何が描きたいのかよく分からない

この絵本の中で「信じぬくんだ。たとえひとりになっても」という言葉がとても大切な言葉として出てきます。

多分作者はこの言葉を読者に伝えたいんだと思います。

つまりこの作品のテーマです。

この言葉は作中でルビッチの父親がルビッチに「星を見る方法」として教えてくれた言葉です。

読者は星を見る方法=夢を叶える方法と受けとるのが自然でしょう。

つまり夢を叶えるには「たった一人になっても自分を信じろ、夢は叶うと信じろ」と作者は読者に伝えたいんだと思います。

ですがこの絵本、主人公たちが夢を追う物語なのかといえばそうじゃないんですよ。

ルビッチは別に「星を見に行きたい」なんて作中では一言も言っていないんです。

つまり物語とテーマに一貫性がないんですよ。

物語とテーマがバラバラなんです。

だからモヤモヤするんですよね。

主人公たちが星を見に行こうと頑張る物語ならテーマとぴったしなんですが。

まとめ

上では色々言いたいこと描きましたが、「えんとつ町のプペル」とても素敵な絵本です。

キャラクターも背景もとても綺麗。

話もボリュームがあってとても読みごたえがあります。

個人的にぜひ映画も見に行きたいなぁと思っています。

みなさんも気になったらぜひ読んで見てください。

後、歌も思った以上に良かった。

終わり。

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えんとつ町のプペル BGM ロザリーナ

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