あおい。

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【おすすめ 絵本】「おはなをあげる」 感想

 今回の記事は「おはなをあげる」という絵本についての感想を書きました。

この絵本、日本の方が描いた絵本ではないですね、カナダの方が描いた絵本です。

この絵本で一番特徴的なのは文字が一文字も無いということですかね。

つまり読み手がすごい想像できるんですよ。

ここはどう思っているのかなとか、すごい想像できて楽しい絵本です。

 後はコマを割っているんです、何か漫画みたいにね。

この絵本のあらすじを一言で言うと、

「道端で摘んだ花を誰かにプレゼントする、そんな少女の心を色を特徴的に使って描いた作品」です。

これからこの絵本の魅力を語っていきます。

1.文字の代わりに色!

最初にも言いましたがこの絵本、文字が無いんですよ。

だが、それが良い。

文字が無いからこそ、絵、色が引き立つんです。

この絵本の主人公は1人の少女。

文字の代わりに色を使って、この少女の心理描写の移り変わりを描いています。

物語の序盤は、少女が見ている世界はモノクロです。

色がついているのは少女が着ている赤いパーカーだけ。

しかし、道端のお花を摘んでいく度、少女の世界は少しずつですが色鮮やかになっていきます。

そして摘んだお花を誰かにプレゼントする度に、少女の世界はもっともっと色鮮やかになっていく。

正直この描写というかこの描き方めっちゃ好き。

文字の代わりに色を使って少女の内面、心を表現する。

すげー良い、マジで好き。

2.プレゼントって良いよね!

この絵本の女の子、自分が摘んだお花を歩いている途中に、出会った人や動物たちにプレゼントしていきます。

死んだスズメやベンチで寝ている男性などに。

これで印象的なのは自分がお花を摘んだ時とは比べ物にならないぐらい、プレゼントする度に少女の世界は色鮮やかになっていくってところです。

何が言いたいかっていうと、自分がこの作品良いなぁ、面白いなぁって思ったものって誰かに知って欲しいじゃないですか。

この漫画めっちゃ面白いからお前も読めよ!とか、この小説すげー良いから君も読んでみ!とか、そう思うことってあるじゃないですか。

そんでその後一緒にその作品についておしゃべりしたりすることって、すごい楽しいじゃないですか。

つまりこの女の子は自分がすごい良いな、綺麗だなって思ったお花をこんなの見つけたよって、誰かに知ってもらいたくてプレゼントしてるのかなぁと。

僕はそう思いました。 

3.この少女は何を思っているのか

主人公の女の子、父親と一緒に歩いているんですがこの2人がしゃべったりしている描写があまり無いんですよね。

父親は携帯で電話したり、時には女の子を置いて先に歩いて行っちゃたりしているんです。

女の子が寂しそうなんですよ。

その後、女の子の家に着くんですが、そこには女の子の弟や妹もいるんです。

完全に僕の想像ですが、この女の子の両親はまだ幼い弟や妹の世話で忙しくて、主人公の女の子にかまってあげられていないんじゃないのかなと思いました。

だから主人公の女の子は寂しい。

だけど「私も構って」とは控えめなこの子は両親に言えないんでしょう。

そしてこの女の子、上でも描いたように自身が摘んだお花を人や動物にプレゼントしているんですが、プレゼントされた側は気付いてないんですよ。

お花をプレゼントされたってことを。

この女の子が気付かれないようにプレゼントしているのかなぁとも思えます。

つまり、女の子が直接的に「どうぞ」とお花をあげるんじゃなくて、誰にも気付かれないように内緒でお花をプレゼントする様子を描くことによって、自分の存在を誰かに気付いて欲しい、構って欲しい、だけど直接的には言えない、そんな心理描写を描いているのかなと、僕はね、僕はそう思いました。

まぁ、考えすぎかも知れませんが、作品を読んでどう思ったか、どう感じたか、なんて自由でしょ?

 後、印象的なのがラストシーン。

最後自身が摘んだお花を自分の耳にかけ、空を見上げるんですが、その後の表情が何とも言えないんです。

笑っているのか、無表情なのかが分からないんですよね。

そのシーンがとても印象的でした。

きっとこの女の子は寂しくて誰かに構って欲しい、だけど直接的に「私に構って」とは言えない。

だから、内緒でお花を誰かにプレゼントすることによって、みんなに自分の存在に気付いて欲しいのかなと僕は思いました。 

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僕が描いたこの絵本の女の子。実際はこんな絵柄じゃないよ。

まとめ

正直この絵本の感想を書くのはすごい難しかったです。

なぜならこの絵本文字が無いから。

自分で想像するしか無いんですよね。

主人公の女の子がどう思っているかとか。

しかも僕の考えが間違っているかも知れないし。

今回の記事、上手いことまとめて伝えられたかどうか分からないですね(笑) 

特に最後の「3.この少女は何を思っているか」の項目のところとか。 

伝わってなかったらすいません。

伝わってたらうれしい。

この絵本、文字一切なし、その代わり色を使って少女の心理描写を描いている。

個人的にすげー好きな絵本。

終わり。

 

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